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自分の仕事と人生を愛している人達と一緒にいると幸せです(前編)

LENOVI Precious Life vol.2 女優/投資家/実業家  八尋 インミャオさん

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 富裕層のライフスタイルに新しい感性と満ち足りたひとときを提供する「LENOVI Precious Life」。新しい世界に触れることは、自分自身の新しい感覚・気持ちに気づくこと。


  第2回目のゲストには女優、実業家と多彩な方面で活躍されている八尋(やひろ)インミャオさんをお迎えし、活気あふれるエンターテインメント業界で働くことの楽しさ、難しさ、また今後の展望についてお話を伺いました。

 

 

来日・・・自分のやりたいことって?

 

―現在、いろいろなメディアやエンターテインメント業界で活躍されている八尋さんですが、ご出身は日本ですか?

 

 元々は日本で生まれたわけではなくて中国の北京生まれです。日本に来たのは1998年なので、今年でちょうど20年になります。

 

―日本に来るきっかけは何かおありだったのでしょうか?

 

 祖母が日本人だったので、それで家族で一緒に移住してきました、まだ若かったので、なんの意志もなく、ただ家族についてきた感じです。日本と縁がありますね。

 

―そして広島の大学に進学されて、英米文学を専攻していたようですが、英米文学に興味があったんですか?

 

 簡単だからです(笑)。北京で5歳から英会話をスタートしましたので、英語だったら単位とれるかな、と思ったんです(笑)。

 

―大学卒業後は、そのまま日本で仕事していこうというつもりだったんですか?

 日本語学校にいたときに一度アメリカに留学しようと思ったんですけど、その時はもうすでに大学進学が決まっていたので、せっかくなので日本で生活していこうと。そうすると日本で就職してみたいし…東京ならいっぱい自分を伸ばしてくれるグローバルなチャンスがありそうだから決めたのです。

 

―どういった業界とか希望はあったんですか?

 

 その時は特に業界を限定せずに、3ヶ国語とも使える会社に入りたいと思いました。


 広島で就職活動をしていた時に、東京にある貿易の会社に声をかけられて、面接を受けたんです。

 

 東京に行って1日で面接を受けて、そのまま帰ったんです。そしたら受かって(笑)。その貿易会社では英語・中国語・日本語が使えるということで、高評価をいただきました。

 

―お仕事はどうでしたか?

 

 日本社会の独特のルールを理解するのに少し時間がかかりました…船舶総代理店の仕事でしたので、営業、事務作業、新人研修など、幅広く担当させて頂きました。

 

 今思うととても充実していました。当時の社長に大変お世話になりました。感謝です。

 

―いくつか会社を経験されたんですか?

 

 そうです。外の世界が見て見たかったですし、華やかな自由な魂を持ってるので、会社勤めては合わなかったようです。(笑)

 

 

エンタメにダイブする!

 

―今はどういったお仕事をされてるんですか?

 

 グローバルエンターテイメントの仕事を始め、投資、不動産売買、結婚相談所のサービスを提供しています。

 

―エンタメ系の方々とのつながりというのはもともとあったんですか?それとも自分から飛び込んでいったのですか?

 

 友人のおススメで、この業界に入り、最初はモデルだったのですが、あるきっかけで自分が役者になってから、ディレクターだとかプロデューサーとか共演者、いろんな人脈ができました。

 

 そうすると海外の知り合いとかも増えてきて英語圏や中国語圏の方々とのつながりもできました。

 

―今は女優のほかにもお仕事が舞い込んできていると伺いましたが?

 

 今は中国のドラマのキャスティングをしてます。

 今回のような大きな仕事と巡り会えるなんて想像もつかなかったので、結果を出さなければと、責任を感じてます。

 

―具体的には各事務所にお声掛けするんですか?あるいは日本でオーディションとかやったりするんですか?

 

 今回のキャスティングは知り合いの中国のディレクターから「現地の日本人役者を20人くらい欲しいけどいないか?」と声がかかったんです。

 

 その後知り合いの監督さんや、役者さんに紹介依頼をして、150人位の役者さんを集めることが出来ました、感謝感謝。

 

―芸能事務所にお声がけしてキャストを探したんですか?

 

いいえ、全部知り合いです。この業界はすべて人脈で繋がっているんです。


全部、その人の人間性とかスキルで、いろんな人を引き寄せると言う感覚なんです。その人の魅力によって、どれぐらいの人が寄ってくるかが決まります。シンプルな世界です。


信用されればいろんな人が寄ってくるし、信用されなければあまり紹介できないということになります。

 

 

―どうやって選考が進むんですか?

 

 今回の場合は、まずは写真選考です。プロフィールがあって、いろいろなスキル、例えばダンスやものまねができますよとか、三味線が弾けますよとか。
写真選考にパスしたら、選考側で、この人だったらこの役に合うだろうということを、なんとなくイメージ化します。


 次の選考では、今までの出演作とプロフィールのビデオを作ってくださいと言われます。しゃべってる感じはどんな感じか、声はどうか、伝え方はどうか、オーラはあるか、そういったのをそこで判定します。

 

 中国でのキャスティングなので、オーディションをする時間がなかったり、役者の時間がないということがよくあります。それでビデオを取るという形式が最近増えているんですね。

 

(次回へ続く)

 

 

 

(プロフィール)

八尋(やひろ)インミャオ


日系三世


中国・北京市出身
女優・投資家・実業家
Effie International Luxury Marriage(結婚紹介サービス)主宰
数々のテレビ・メディアに出演するかたわら、自ら事業も行っており、多彩な方面で活躍。


(出演作品)
テレビドラマ『孤独のグルメ』season7
英語でしゃべらナイト(NHK Eテレ)
ほんまでっかTV(フジ)
中居正広の金曜日のスマイルたちへ(TBS)
ロードンハーツ(テレビ朝日)
パナソニックイメージモデル
L'Arc~en~Ciel ライブビデオ
WBS「とれたま」(テレビ東京) 

 

ほか多数出演

(お問い合わせ)
株式会社イーアライアンス
MAIL:info@e-alliance.co.jp
TEL:03-6256-8477

 

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