LENOVI 『資産運用』から『未来の作り方』まで新しい時代の富裕層メディア

【連載第1回】2018年春夏メンズファッショントレンド

今年のトレンドキーワードは「90年代」

ログインするとお気に入りの記事を保存することができます。

 

 はじめまして
 ファッションプロデューサーで(社)パーソナルスタイリスト協会代表理事の五十嵐かほると申します。
これから、こちらのサイトでファッションを中心に旅や食、映画等なども織り交ぜてご紹介したいと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、スプリングコートでも肌寒い日が続いていおりますね。

 昨年からのマストバイアイテムが、その「コート」
ステンカラーコートはこれから先も活躍するアイテムとなるので今からでも購入をおススメします。

 特にスーツの上に羽織るコートのサイズは少し大きめのサイズを選ぶのがイマドキの今年らしいスタイルだとか。

 また、だいぶ先の話にはなりますが、秋冬物のコートでは、チェスターコート!
今までよりも重厚感のある英国クラシックな雰囲気で無地であればキャメルや柔らかいグレーが紺のスーツとの色合わせに良いでしょう。


出典:http://mira-miralondon.blogspot.jp/2014/12/22.html 


 また、ヘリンボーンやグレンチェック、千鳥格子などの柄も海外ではトレンドになってきています。
丈も膝丈より3~4センチ程度長めでシックな印象のものを見つけられるといいですね。

 とにかく、コート人気は、もう少し続きそうです。
トランプ大統領就任式の時のようなジャケットの代わりにコートを着用するスタイルもそろそろ日本にやってきそうな気配ですね。

 

 さて、先に挙げたキーワードの「90年代」とは、スーツのこと。
肩の厳ついバブリーなイメージというわけではなく、きれい目系エレガントでクラシカルなラインがやってきています。

 例えば、ラペル(衿)の形も上のコートの写真のように鋭角で華やかなものが揃ってきたり
ベストを着用するとジャケットを脱いでもエレガントな印象を演出するスリーピースが春夏に見られたりとスーツ女子が萌えそうな春になりそうです。

 そして、トレンドカラーは昨年に続いてアビス(深海)の青グレーブラウンが多く展開されるでしょう。
今の時季、ステンカラーコートに明るい青などを選んでみても素敵でしょうね!


出典:http://www.vogue.co.jp/fashion/snap

 また、オフスタイルではストリートファッションやスポーツの要素がミックスされた「ラグジュアリー・ストリート」なるものがトレンド(略して「ラグスト」なんですと!)

 

 そんな中、最近の若者の流行は「ダッドシューズ
「お父さんのスニーカー」のことを指し、一言でダサいシューズのことをいうのですが思い出して頂きたいのが、ミッドソールの分厚いボリューム感のあるスニーカー。


出典:https://cdn.fashionsnap.com/article/images/2018/02/shoes-LUXURY-20180119_003.jpg

 2周回って、またトレンドになるという

 ファッションって不思議ですね(笑)

 

 昨年は、レディースもおばあちゃんが着ていたような柄を多用したような「レトロなダサ系ファッション」を「ギークスタイル」と呼んで世界のグランメゾンがこぞって発表してきていたりとたまに理解できないものも出現しますが、見慣れてくると、それはそれで良く見えてきたりするのが、トレンドの不思議なところ(笑)。


出典:https://fortune-girl.com/fashion/articles/1Y52f
こちらは、Gucci

 さて、オフスタイルのファッションに話を戻すとどんなものが大人のラグスト」か?と申しますと、薄いブルーのダメージデニムに背中に大きなロゴの入ったTシャツだと言われているのです。
えっ?まさに90年代?!

 

 あとは、オフスタイルでも少し畏まりたい時のファッションとしては、サファリスタイルやちょっぴりクラシックなコロニアルスタイル(例えば、麻の白ジャケット等)もおススメです。

 いかがでしたでしょうか?
 すべてを取り入れなくてもいいから少しずつでも、トレンドの風を吹かせてみるのもいいですね。

 それでは、今回はこの辺で・・・
 ファッションでお困りのこと等がございましたらいつでもお気軽にご相談くださいませ。

(著者)
五十嵐かほる
株式会社スタイルファクトリー 代表取締役
株式会社社パーソナルスタイリスト養成アカデミー 校長
一般社団法人パーソナルスタイリスト協会 代表理事
ファッションプロデューサー

(お問い合わせ)
株式会社イーアライアンス
MAIL:info@e-alliance.co.jp
TEL:03-6256-8477

この記事は会員限定です。
無料会員登録すると続きをお読みいただけます。