まずは、シンガポールの中でもオシャレ度No.1のデンプシーヒル（Dempsey hill）へ
http://comodempsey.sg/

　
　イギリス軍の兵舎を改造して作られたダイニング・エンターテインメント・ショッピングの感度の高いライフスタイル型スポット。

　元々は、ナツメグ農園だったこの土地は1850年以降に軍用施設に変わったという歴史があります。

天井の高さを生かしたコロニアル風な造り

　兵舎だった建物は、このように生まれ変わりマーケットや複合レストラン形式の面白い空間に！

日本の調味料も販売中

　ミシュランの星を持つプラナカン（海峡華人）料理の「Candle nut（キャンドルナット）」は女性好みのちょこちょこと色々なものを頂ける目でも楽しめる親しみやすい味の料理とフレンドリーなスタッフ達が出迎えてくれます。

　また、コムデギャルソンの川久保玲氏によるカルトリテール「ドーバー・ストリート・マーケット・シンガポール」の最新アウトレットショップも、ここデンプシーヒルに入っています。

　そして、もう一つは、必ずやもう一度訪れたい素晴らしいレストラン！

　元Bacchanaliaで一ツ星を獲得したブラジル人のIvan Brehmシェフが、Amoy Streetにオープンしたモダンヨーロッパ料理の「Nouri（ノーリ）」
（「ヌーリ」と発音した方がわかりやすいかも！）

テーブルに置かれたのはシェフからのメッセージ

　「Nouri」は「癒す」という意味のNourishから名付けられ「あなたを癒すものが、あなたを育む」というメッセージが込められています。

　とても繊細で温かく包み込むようなシェフのお料理を早速、ご紹介したいと思います。

　まずは、乾杯と同じ意味を持つパンを分ける儀式から

　世界の食材を一つのお皿に表現した手前の茶碗蒸し（シェフ曰く）にディップしてパンを頂きます。
このままスプーンで食してしまう、優しいお味。

　アートと食のコラボを感じる店内同様、食材一つにもお皿の上にもアートが表現されていてしかもカウンター上の重ねた鉢には一枚ずつペーパーが重ねてあってシェフの繊細さと愛情が伝わってきました。

　
　ワインはもちろん、日本酒とのマリアージュも揃っています。しかも吟味された日本酒のセレクト！

　スイーツ達にも一つずつ意味をもたせ最後には、ちょっとしたサプライズなお楽しみも有りました。
各人に、ある小箱を渡され、その箱がなかなか開かない！
そう、秘密箱！
お会計の間のナイスな時間の使い方。

　飲み物だけでなく、会話やちょっとしたエンターテインメントまでマリアージュにしてしまうIvanシェフの感性と心意気に帰る頃には、すっかり魅了されていました。

　さて、猛暑の中、東京では「ナイトプール」が流行中らしくホテルのプールは大盛況でプールサイドのカバナ1日使用料10万円という価格帯で売れに売れているとか！

　先日の日経朝刊にもシンガポールの人気観光「ナイトサファリ」に関して触れていましたね。
この異常気象によってサマータイム制の話も出ていますが、昼夜逆転生活などと通常の生活も激変していくのかもしれませんし、今のままでは10年後20年後に口にすることが出来なくなる食材もあるのかと思うと悲しくてなりません。

　人と自然がお互いに癒しながら共存していきたいですね。

　そう、「あなたを癒すものが、あなたを育む」

　予約を取るのが難しくなってきている「Nouri（ノーリ）」ですがシンガポールに行かれた際には是非、癒されにいらしてみてはいかがですか？

「Nouri」
所在地：72 Amoy St,シンガポール 069891
電話：+65 6221 4148

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©（株）Style factory　五十嵐かほる

（著者）
五十嵐かほる
株式会社スタイルファクトリー　代表取締役
株式会社社パーソナルスタイリスト養成アカデミー　校長
一般社団法人パーソナルスタイリスト協会　代表理事
ファッションプロデューサー

（お問い合わせ）
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TEL：03-6256-8477